松山プロや石川プロ達の活躍の影響でジュニアーゴルファーが急増しておりますが、殆どの方がクラブ選びを間違って
いるように思いますので、何が良くて何が悪いかを知って頂く為にも今回書かせて頂きました。
私達がゴルフを始めたときはウッド系はパーシモン、アイアンは軟鉄鍛造(高級品は銅下メッキをしていました)
アイアンは別として、一番飛ばしたいクラブはパーシモンでしたので使用頻度によっては壊れることがありました
壊れると言うことは体に優しい素材なのです、また、糸巻きボールも壊れることが多いので体に負担が無かったのです。
現在のクラブは金属素材とツーピース、スリーピースボールという壊れない素材ばかりですのでジュアー時代の
松山、石川他のプロ達も完全に大人の体が出来上がっていないときに金属のクラブで、ツーピースのボールで
毎日毎日沢山の練習をしたために、手、肘、肩、背中、腰 などを知らず知らずのうちに壊しているのです。
出来ればジュニアーの選手にはクラブのウッド系はパーシモンでアイアンは銅下メッキをした軟鉄鍛造、ボールは糸巻きを成人するまで使うよう、義務づけるようなルールを作ってはどうかと
思っています、しかし、パーシモンヘッドや糸巻きボールはこの世に存在しておりませんし、たとえあったとしても壊れるものですから経費の面で大変な負担になることでしょう。
かくいう私も若き頃はパーシモンに、糸巻きボールでプレーをしていましたが、メタルヘッドとステンレスキャビテイアイアンと飛びのツーピースボールにはまり、親指と人指し指の付け根
を痛め軟骨に悩まされております、その上に肘、肩、腰に影響をして練習が出来なくなり、何とか練習を再開するには何か方法は無いものかと、写真のようなチタンヘッドの表面に特殊な
表面処理加工をしたりアイアンの銅下メッキをしたりしましたが、簡単には成功できなくて試行錯誤をした結果、チタンヘッドには厚めに皮膜を、アイアンには写真のような4層メッキ
(ニッケル、銅、ニッケル、クローム)などの処理をすることで芯を外したときの衝撃を吸収することが出来、練習量も少しずつ増やすことが出来ました。
大変高価な処理方法ですが、ジュニアーゴルフの方々には体を壊すことのないようゴルフを楽しむ人がますます増えてくれるよう、望まずにはおれません!
表面加工のおかげでスピン量も減り2014年、2015年と週刊ゴルフダイジェスト企画のカスタムドライバー選手権で2年連続優勝と云う快挙も達成させて頂きました、
アイアンの4層、5層メッキも打感の柔らかさは糸巻きボールを打っているような感覚ですし、何よりも新溝によるスピンも角溝と同じスピンが実現しました
これからクラブ選びをするジュジアーゴルファーや体を傷つけているゴルファーの方にぜひともこのような表面処理(同じような加工はありますが当社とは比較になりません)
や4層、5層の処理をしたクラブで一日も長く、健康でゴルフを楽しんで頂きたいと思い書かせて頂きました。
何かご質問がありましたら、下記へご連絡いただければ何なりとお答えいたします。
MIRAI GOLF
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菅野 實