現在当社は飛ばすための新しいシャフトを開発しております。
市場にはこれでもかと言う沢山のシャフトが氾濫しておりますが、
選択肢が無数にあるために何を選んだら良いのかが分からない方が殆どだと思います
私のこれまでの経験から現在製作をしていますのは、とにかくシンプルな発想を
元に製作をお願いしております、それは何かと言いますとその性能を生かすためには
出来うる限り表面の研磨と塗装を少なくして余分なことはしない、
製品作りをメーカーにお願いをしております。
ようやくサンプルが出来ましたので現在皆様に試打をして頂きテストをしております。
シャフト製作は説明をしますと長くなりますが、簡単にお話しますと、90トンシートを何層にも巻いていきますが接着剤を
同時に巻いて熱を加えて収縮するのですが、どうしても表面に凹凸が出来、その部分を研磨しますので、
場所によっては性能が均等になりません、他方では大変高価なシャフトも出ております、網状に編んだものを
6~10気圧で圧縮して均等になる方法もありますが、法外な価格になるので一般にはなかなか出回ることが難しいのが現状です
(私も使用しています、確かに飛距離方向性はよくなりました)
研磨と塗装を極力少なくして、出来る限り軽量化をしたサンプルを作っていただきテストをしていますが
練習場では非常に良い結果が出ております。
塗装を少なくすると約5~8gの軽量化が可能です、したがって40g台でも50g後半から60g前半のものと
同じ性能を有した軽量でしっかりしたものが出来上がるのです。
飛距離に対する性能はもはやチタンヘッドでは限界が来ていますし、シャフトでしか飛距離を追い求めることは
出来ないと私は感じております、このシャフトのサンプルの性能ですと、ヘッドの重さを特別に軽量化しなくても、
長尺シャフトの製品を世に出していけると意を強くしています、少し暖かくなって参りましたので、
今週の休日あたりでゴルフ場での試打テストをしてから、また、皆様に報告したいと思います。
2016年は2月19~21日に東京ビックサイトでありますJAPAN GOLFフェアーにも出展していますので、
是非お越し頂き、週刊ゴルフダイジェストのカスタムドライバー選手権で2連勝したクラブを
展示しておりますのでお越しをお待ちしております。。
MIRAIGOLF
菅野 實