遠方からのご注文を頂きましたが、何故か超ハードなものと超最軽量の両極端のものの注文とフックフェイスの修正と先端補強加工
の仕事を頂きました、前回のブログでパーシモンとメタルの違いを週刊ゴルフダイジェストの記事でご紹介しましたが、私が日ごろから
皆様に糸巻きボールとツーピースでは芯を外したときの飛んで行く方向は正反対の結果が出ると!いつも言っていましたが同じ話が
プロからも聞かれるようになりました、その芯を外したときに左右のブレを最小限にするのが、シャフトの先端補強加工なのです。
業界では、ヘッドの大型になることとフェイスが堅くなることでボールは右に出ることが多いので、フックフェイスのクラブが世間
では当たり前のように言われておりますが、当社はゴルが上達するためには易しいヘッドでストレートな顔のアドレスのし易いヘッド
が良いとの考えで製品を開発して参りましたが、スピン量を減少することによりストレートの顔ではボールの掴まりが悪いことに気が
付き、思考錯誤を繰り返しカーボンシャフトの先端にコントロールパイプをきつく装着して、インパクト時のシャフトの先端部分の
トルクを抑えることで、芯を外したミスヒットの際に左右の方向性を40%近く安定させることを実現したのです。
この方法はシャフト内部の穴の大きさが各メーカーでさまざまですので沢山の大きさのパイプを用意しておりますが、どれもぴったり
合致するものは無いので手作業による調整が必要です、またパイプ装着によってバランスが変わることも許されませんので、大変高価
な材料が必要になります、スーパーカーなどのエンジン部分に採用されている超硬アルミ素材を使用していますので、重量は0.7gですが
どんな圧力にも十分耐えることが出来ますので、ライ角やフックフェイスを修正するときもシャフトの先端を細く削る必要があるのですが
先端補強加工をすることでカーボンシャフトの先端部分の補強にもなるのです。
いつもご連絡を頂いて、にわかには信用できないと、お問い合わせを頂いておりますが、非常に安価な価格でOBが助かるとか、方向性が
40%も良くなればこれほど良いことは無いのでではないでしょうか、ディスカウントのシャフトを何本も買い換えるよりはるかに効果があると
思いますので、是非一度試されては如何でしょうか!!